アグリコラリバイズドエディションの写真利用・著作権について
アグリコラは、本当に世界で一番面白いボードゲームだと思っています。
しかし、ルールはかなり複雑です。
一緒にプレイしたいけど、初めてプレイする方に、ルールを説明するのも、それを理解してもらうのも、かなり大変です。
しかし、それさえ乗り越えれば、それこそ一生遊べるボードゲームになっています。
その最初の壁を突破し、アグリコラプレイ人口を増やしたい。
そのために、一生懸命、分かりやすい説明を考えました。
枝葉末節から説明するのではなく、全体像をなんとなく掴みながら、徐々に末端にfocusしていく感じです。
アグリコラの世界へ、ようこそ。
■アグリコラの、ざっくりとした目的・勝利条件
・自分の個人用ボードを受け取り、自分の農場を拡大しましょう。
・賑やかな農場になると点数(勝利点=VP)が増えます。
・VPが高い人が勝利です。
before
after
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■アグリコラの、ざっくりとした得点方法
ざっくりと言えば、賑やかな農場にして下さい。そうすれば勝てます。
こんな感じ↓
各種詳細なルールは後で順番に説明しますので、まずはざっくりとゲームの方向性を理解することが最優先です。
ところどころ意味不明かもしれませんが、とりあえず言葉のままに理解して下さい。
まずは、ざっくりと何が点数になるのかを覚えましょう。
アグリコラの得点方法は、こんな感じになっています。 ↓
小さくて読めませんね。1つ1つ確認していきましょう。
①畑
0~1個だと-1点 2個だと1点 3個だと2点 4個だと3点、5個以上は4点
※畑が、5個以上増えても、通常は得点になりません
②柵
柵は最大で15本引けますが、いくつかの区画に分かれていると点数になります。
0個だと-1点 1個だと1点 2個だと2点 3個だと3点、4個以上は4点
※柵が4個以上増えても、通常は得点になりません
③小麦
0個だと-1点 1-3個だと1点 4-5個だと2点 6-7個だと3点、8個以上は4点
※小麦が8個以上増えても、通常は得点になりません
④野菜
0個だと-1点 1個だと1点 2個だと2点 3個だと3点、4個以上は4点
※柵が4個以上増えても、通常は得点になりません
⑤羊
0匹だと-1点 1-3匹だと1点 4-5匹だと2点 6-7匹だと3点、8匹以上は4点
※羊が8匹以上増えても、通常は得点になりません
⑥豚
0匹だと-1点 1-2匹だと1点 3-4匹だと2点 5-6匹だと3点、7匹以上は4点
※豚が7匹以上増えても、通常は得点になりません
⑦牛
0匹だと-1点 1匹だと1点 2-3匹だと2点 4-5匹だと3点、7匹以上は4点
※牛が4匹以上増えても、通常は得点になりません
⑧空地
自分の農場が空白だと、空白マスに1マスにつき、各-1点になります。
頑張って、自分の農場を、柵や畑で埋めましょう。
⑨柵で囲まれた厩(うまや)
柵で囲まれた厩1個につき、各1点です。
※「柵で囲まれていない」厩は点数になりません。頑張って柵で囲みましょう。
※逆に、柵を引いたところに、後から厩を建てることもできます。
⑩部屋タイル
ゲーム開始時は、木の家2タイルから始まります。
頑張って、増築したり、改築したりして下さい。
(木の家からレンガの家、レンガの家から石の家に、それぞれアップグレードできます)
レンガの家に改築できると、レンガの家タイル1枚につき各1点、
さらに石の家に改築できると、石の家タイル1枚につき各2点になります。
⑪ワーカー
ゲーム開始時はワーカーは2人しかいません。
ワーカーが住むための部屋を増築し、増員して下さい。
ワーカー1人につき、3点です。
勝つためには、ワーカー(手駒)を増やすことが、最大のポイントになります。
⑫番外点
ここまでは盤上の点数ですが、各職業カードや小進歩カード・大進歩カードには、点数加算できるカードが多数存在します。
そのような、番外から引いてこれる特殊点です。
これら①から⑫の点数の合計があなたの点数です。この点数の高低を競います。
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■ざっくりとした、それぞれの資源の位置付け
木
・増築、柵、小進歩、大進歩等のために必要になる。
・万能資源と言われている。
・特に初心者は「迷ったらとりあえず木を集めよう」が合言葉。
大抵、何らかの役に立つ。
レンガ
・増築、小進歩、大進歩等のために必要になる。
・飯を増やすための大進歩を引きやすくなります。
・初心者は飯の支払いに追われがちのため、アグリコラに慣れるまで、家畜を焼いて食べられるようになる「かまど」「調理場」の獲得を強く推奨します。
・特に、2人戦・3人戦はレンガが発生しにくいので、意識して集めよう。
葦(アシ)
・増築・改築・小進歩・大進歩等のために必要になる。
・特に家の増改築に必須の資源です。
・アグリコラのようなワーカープレイスメントでは、ワーカーの数が拡大再生産のために必須です。
そのため、序盤は激しい葦の奪い合いが発生します。
石
・増築・改築・小進歩・大進歩等のために必要な資材。
・特に、番外点を伸ばすために石が必須です。
羊 猪 牛
・食料・点数になります。
小麦 野菜
・食料・点数になります。
飯
・一種のゲーム内通貨です。
・アグリコラでは、終始、飯の支払いに追われることになります。
・いかに効率的に飯を集めるか。それがアグリコラです。
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■ゲームのセットアップ
ゲーム開始前、自分の担当色を決め、その色の駒を全て受け取ります。
内容物は
・ワーカー 5人
・柵 15本
・厩(うまや) 4つ
受け取った駒は、最初から盤上にあるわけではありません。
最初は、ワーカー2人しかいません。
この殺風景な農場を埋めていくことになります。
次に、「カードドラフト」を行います。
「カードドラフト」とは、「自分が使用するカードを選ぶこと」です。
カードドラフトの方法は、仲間内で好みの方法を採用して下さい。
我々「アグリコラ農好会」では、「10枚-10枚」方式を採用しています。
まず、全てのカードをシャッフルします。
全員が輪になり、職業カード10枚・小進歩カード10枚ずつを全員に配ります。
次に、全員が自分に配られた10枚・10枚ずつから、それぞれ職業カードと小進歩カードを1枚ずつピック(自分の手札として1枚ずつ確保し)、時計周りに、隣の人に9枚9枚のカードを渡します。
誰がなんのカードを選んだのかは、非公開情報です。
しかし、自分がどんなカードを下流に流したのかは分かっています。情報戦です。
隣から渡されたカードを、さらに1枚ずつピックし、隣に渡し・・・というのを繰り返し、全員が職業カード7枚・小進歩カード7枚をもらえるまで続けます。
同じカードは1枚もありません。
他人にはない、自分だけがピックした職業や小進歩の能力を駆使して、自分の農場を円滑に経営して下さい。
ジャンケン等でスタートプレイヤーを決定し、そのスタートプレイヤーの手番からゲームが開始します。
スタートプレイヤーのみ2飯、それ以外のプレイヤーは3飯もらって、ゲームスタートです!
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■アグリコラの、ゲーム進行
・アグリコラは、「ワーカープレイスメント(労働者配置)」と呼ばれるタイプのボードゲームです。
読んで字の如く、ワーカーと呼ばれる手駒をアクションスペースに配置します。
アクションスペースにワーカーを置くと、そのスペースの効果を得ることができます。
そのアクションスペースの効果によって、自分の有利になるような資源を得て、自分の農場を開拓しましょう!
・アグリコラは全14ラウンドで点数を競います。
・各ラウンドは、収穫ラウンドという特殊なラウンドを除いて、「準備→労働→帰宅」と進行します。
第1ラウンド 準備フェイズ→労働フェイズ→帰宅フェイズ
第2ラウンド 準備フェイズ→労働フェイズ→帰宅フェイズ
第3ラウンド 準備フェイズ→労働フェイズ→帰宅フェイズ
第4ラウンド 準備フェイズ→労働フェイズ→帰宅フェイズ 農産物の収穫→支払い→家畜の増殖
第5ラウンド 準備フェイズ→労働フェイズ→帰宅フェイズ
第6ラウンド 準備フェイズ→労働フェイズ→帰宅フェイズ
第7ラウンド 準備フェイズ→労働フェイズ→帰宅フェイズ 農産物の収穫→支払い→家畜の増殖
第8ラウンド 準備フェイズ→労働フェイズ→帰宅フェイズ
第9ラウンド 準備フェイズ→労働フェイズ→帰宅フェイズ 農産物の収穫→支払い→家畜の増殖
第10ラウンド 準備フェイズ→労働フェイズ→帰宅フェイズ
第11ラウンド 準備フェイズ→労働フェイズ→帰宅フェイズ 農産物の収穫→支払い→家畜の増殖
第12ラウンド 準備フェイズ→労働フェイズ→帰宅フェイズ
第13ラウンド 準備フェイズ→労働フェイズ→帰宅フェイズ 農産物の収穫→支払い→家畜の増殖
第14ラウンド 準備フェイズ→労働フェイズ→帰宅フェイズ 農産物の収穫→支払い→家畜の増殖
■準備フェイズとは
・ボードの左側には基本的なアクションスペースがあります。
・各ラウンドの開始時に、1枚ずつ、新しいアクションスペースが開放され、ボード上に配置されます。
つまり、選択できるアクションスペースがどんどん増えていくのです。
・さらに、準備フェイズでは、「累積スペース」(矢印が書かれているアクションスペース)に資材が乗ります。
(逆に、矢印が書かれていないスペースには資材は累積しません。矢印がないスペースは常に一定の効果しか発揮しません)
上記写真だと、上から、3木、レンガ1、葦1、飯1が乗ります。
それぞれのアクションスペースにワーカーを配置した人は、その資材がもらえます。
アクションスペースはたくさんあるので、そのラウンドで誰も入らない累積スペースもあります。
誰も入らなかった累積スペースの資材は、次のラウンドに持ち越されます。
さらに次のラウンドも誰もその資材を取らなければ、さらに累積します。
誰かが入るまで、累積し続けます。
・この準備フェイズで発動する能力もあります。
■労働フェイズ
・みんなが、自分のワーカーをアクションスペースに配置するフェイズです。
・最初は、皆、ワーカーを2人持った状態から開始します。
スタートプレイヤーから時計回りに、1つずつ、ワーカーを配置していきます。
赤→黄→緑→青→赤→黄・・・のように、です。
・つまり、早い者勝ちです。
A「私は職業カードを出して、自分の能力を強化しまーす!」
B「じゃあ、部屋増築のために、木を確保しておこう!」
C「同じく、将来の部屋増築のために、葦を確保しておこう!」
D「じゃあ、家畜を焼いて食べるために、レンガを集めておこう!」
A「資材なくなっちゃったな。じゃあいまのうちに畑もらいまーす」
B「じゃあ、2飯もらっときまーす」
C「じゃあ、集会場でスタートプレイヤーになりまーす!」
D「え!?そこ入ろうと思ってたのに!!!」
みたいに、アクションスペースを奪い合います。
例えば、なんらかの理由で、Aがワーカー4人、Cがワーカー3人、残りが2人だったとすると、
A→B→C→D→A→B→C→D→A→C→A→労働フェイズ終了と手番が進むことになります。
■帰宅フェイズ
・配置したワーカーが全員自分の家に帰ります。
・この帰宅フェイズで発動する能力もあります。
■収穫フェイズ
↓の写真、赤丸に注目して下さい。
カゴの絵が右下に書かれている、4・7・9・11・13・14ラウンドは、「収穫フェイズ」と呼ばれる、特殊なラウンドです。
この4・7・9・11・13・14ラウンドでは、帰宅フェイズの後、「農産物の収穫→ワーカーへの飯の支払い→家畜の増殖」が起きます。
この順番で飢えるか、飢えないかが決まる場合もあるので、この順番は非常に重要です。絶対に覚えて下さい。
「収穫→支払い→増殖」です。
このゲームでは、「飯」と呼ばれるチップが、一種の通貨になっています。
4・7・9・11・13・14ラウンドの終了時は、(ワーカーの人数)×2の飯を支払う必要があります。
アグリコラは、「ワーカープレイスメント」でもありますが、「拡大再生産」のボードゲームでもあります。
ワーカーを配置し、資源を集め、その資源を原資に自分に有利な農場にし、さらにワーカーを増やし、さらに資源を集め・・・と農場を拡大していきます。
しかし、ワーカーという手駒が増えると、その分だけ食い扶持を稼ぐ必要が生じるのです。
飯が支払えないと、大変なことになります。
このゲームでは1点を稼ぐのが本当に大変なのですが、1飯不足するごとに、-3点になってしまいます。
飯が不足したら、基本的には敗北すると思って下さい。
それぐらいの気合で、頑張って飯を稼ぐ必要があるのです。
アグリコラでは絶対に飢えてはいけない。
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■アグリコラの各アクションスペースの説明
アグリコラのルールを系統的に説明するのはかなり困難ですが、アクションスペースの説明に紐付けて、関連するルールを説明していきます。
何人用かによってボードが少しずつ違うのですが、1番基本的な4人用ボードで解説します。
■アクションスペース「林」
・各ラウンドで、木が1個ずつ累積していきます。
■アクションスペース「小さな森」
・各ラウンドで、木が2個ずつ累積していきます。
■アクションスペース「資材市場」
・いつでも、葦1・石1・飯1がもらえます。
・序盤で石を引いてくるマスは貴重なため、かなり人気になるアクションスペースです。
・このアクションスペースには矢印がありません。
矢印がないアクションスペースは資材が累積しません。
■アクションスペース「窪地」
・各ラウンドで、レンガが2個ずつ累積していきます。
■アクションスペース「授業」
・自分の能力を強化する「職業カード」を手札から公開し、発動させることができます。
・但し、2飯を先に支払う必要があります。
・但し、その職業が1枚目・2枚目の場合は、1飯に減額されます。
■アクションスペース「小劇場」
・各ラウンドで、飯が1個ずつ累積していきます。
■アクションスペース「農業拡充」 (通称:増築)
・このゲームでは、ワーカーが増えると、1ラウンドで行動できる回数が増えます。
そのため、勝つためにはワーカーを増やす必要があります。
・ワーカーを増やすためには、そのワーカーが住むための家を先に用意しておく必要があります。
そのため、家を増築することが必須になります。
・家を増築 and/or 木2につき厩1を建築できます。
(増築だけしてもいいし、厩だけ建ててもいいし、増築して厩を建ててもいいです)
・ゲーム開始時は木の家です。
・木の家を1軒増築する時は、木5・葦2を支払って下さい。
・増築は、あくまで建て増しなので、飛び地に建築できません。
最初からあった家に隣接するように、増築したタイルを配置して下さい。
家タイルが全て畑で囲まれている等、家の周りに増築したタイルを配置できない場合、増築できません。
・資材さえあれば2軒・3軒・4軒・・・と同時に増築できます。
つまり、木10葦4で一気に2軒、木15葦6で一気に3軒、・・・、増築できます。
・既に木の家をレンガの家に改築している場合、木の家を建て増すことはできません。
レンガの家に改築している場合は、レンガの家(レンガ5葦2)を増築して下さい。
同様に、石の家に改築している場合は、石の家(石5葦2)を増築して下さい。
・また、厩を建てることもできます。
厩はどこに建ててもいいです。
また、コストを支払うことができるのなら、何軒でも一気に厩を建てられます。
(そもそも自分用の厩は4つしかないので、最大4軒ですが)
■補足:動物を飼う時のルール
・何もない平原には、家畜を飼うことができません。
・家の中には、1匹だけ、家畜をペットとして飼えます。
どんなに増築しても家の中は1匹だけです。
羊でも豚でも牛でもいいです。でも1匹だけです。
・平原に、厩があると、1匹だけ家畜を飼えます。
・柵で四方を囲まれた空間では、1マスにつき、家畜を2匹飼えます。
・柵で四方を囲まれた空間に、厩が立っていると、中に飼える家畜の数が2倍になります。
右上は、本来は2匹ですが、厩が立っているので、2×2匹、
右下は、本来は8匹ですが、厩が立っているので、8×2匹、飼えます。
■アクションスペース「集会場」
・このアクションスペースに入ると、次のラウンドは、あなたから手番がスタートします。
・and/orで、自分の手札から、小進歩カードを発動することができます。
・別に、小進歩カードを出さなくてもいいです。
■補足: 小進歩カード
・小進歩カードは、イメージ的にはアイテムカードです。
・あなたの農業経営を助けてくれます。
左上:このカードを出すための前提です。
この条件を満たしていないとそもそも出せません。
このカードだと、先に職業カードを1つ以上出している必要があります。
右上:このカードを出すためのコストです。
このカードを出す時に、このコストを支払って下さい。
このカードだと2木を支払って下さい。
金色: このカードは、カードを出せたら、それだけで1点もらえます。
■アクションスペース「小麦の種」
・小麦の種が1個だけもらえます。
・このアクションスペースにも矢印がないので、資材が累積しません。
■アクションスペース「畑」
・畑タイルをもらい、自分の個人用ボードに畑タイルを1枚配置できます。
・最初の畑はボード上のどこにでも配置できます。
しかし、以降は畑同士が隣接している必要があります。
隣接できない畑タイルは配置できません。
■アクションスペース「授業」
・自分の能力を強化する「職業カード」を手札から公開し、発動させることができます。
・中央の授業の方が少し効果が強く、支払いが1飯で大丈夫です。
・但し、その職業が1枚目の場合は、ノーコストで出せます。
■アクションスペース「日雇い労働者」
・このアクションスペースに入ると、いつでも、2飯もらえます。
・基本的にはこのアクションスペースは弱いので、入らない方がいいです。
■アクションスペース「森林」
・各ラウンドで、木が3個ずつ累積していきます。
■アクションスペース「粘土抗」
・各ラウンドで、レンガが1個ずつ累積していきます。
■アクションスペース「葦原」
・各ラウンドで、レンガが1個ずつ累積していきます。
さて、ここから先は、1ラウンドに1つずつ、新しく公開されていくアクションスペースになります。
徐々に強いアクションスペースが出現するようになっています。
■アクションスペース「羊市場」
・各ラウンドで、羊が1匹ずつ累積していきます。
■アクションスペース「大進歩or小進歩」
・コストを支払ってから
①全員で共通の大進歩カードをもらってきて発動
または ②個人がそれぞれに持っている小進歩カードを手札から発動させることができます。
・片方しか出せません。and/orではありません。
■アクションスペース「穀物活用」
・種をまいてand/orパンを焼けます。
・小麦をまくと、畑にまいた小麦が3個に、
野菜をまくと、畑にまいた野菜が2個に、増えます。
■補足: 種まきのルール
・種をまくためには
①種をまくための、「畑」
②種となる、「小麦」and/or「野菜」が必要です。
・下の写真のように、畑が5つ、小麦2、野菜1を持っている状況を想定しましょう。
・種は、ペアとなる畑がある限り、いくつでも、自分がまきたい数だけ、同時にまくことができます。
・この状況では、小麦・野菜・野菜をそれぞれ別の畑にまくことができます。
・それぞれを別々の畑にまいた瞬間、銀行から小麦と野菜が支払われ、小麦は3に、野菜は2に増えます。
・別に、一気に全部まかなくてもいいです。
小麦1・野菜1だけまいて、1個は手元に残してもいいです。
・というのも、一度まいてしまった小麦・野菜は、「農作物の収穫」のタイミングまで、畑に乗っている扱いであり、動かせません。
収穫ラウンドまでにパンを焼く必要があったりすると、種を一気にまくとかえってピンチになることがあります。
・収穫ラウンドは「収穫→支払い→増殖」でしたね?
各畑に増えている農作物は、収穫ラウンドの、収穫のタイミングで、畑から自分の手元に、1つだけ戻ってきます。
・小麦は、かまど類がなくても、1飯として食べることができます。
同じく、野菜も、かまど類がなくても、1飯として食べることができます。
これを「生食い」と言います。
しかし、効率が悪いので基本的には農作物を生食いする事態は避けましょう。
■補足: パン焼きのルール
・大進歩のうち、かまどを例にしましょう。
・かまどは、野菜を2飯、豚を2飯、羊を2飯、牛を3飯に、いついかなるタイミングでも、変換できます。
・逆に言えば、かまど等を持っていなければ、家畜や野菜を飯に変換することができません。
・但し、小麦だけは、わざわざ「パンを焼く」というアクションを挟まないと、飯にできません。
・え、それだと、なんか、パンを焼くって弱い感じがしませんか?
いえいえ、パン焼きにはパン焼きのメリットがあるのです。
先程説明したように、小麦はまいた瞬間に3倍増えるので、増殖スピードが早いです。
そして、例えば、他の大進歩である「レンガ釜」を使用すれば、なんと、小麦1個を5飯に変換できるのです。
小麦は、「パンを焼く」という余計な1手番を挟まなければ食糧化できない分、食料への変換効率が高いのです。
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■アクションスペース「柵を引く」
・「動物を飼う時の方法」のところで説明しましたが、柵を引かないと動物をたくさん飼うことができません。
そのための柵を引くことができます。
柵を1本引くためには、1本当たり木を1つ支払う必要があります。
例えば、↓の写真のように、木を7本支払えれば、一気に7本の柵を引くことができます。
また、得点計算のところで少し説明しましたが、このように、それぞれが独立した空間が出来上がると点数として加算されます。
これは2点になります。
点数に、牧場としてのスペースの広さは関係ありません。
↓でも同じ2点です。
柵を引く時は、柵を引いた時、柵で囲まれた空間が全て閉じている必要があります。
同じ7本の柵を引くとしても、↓のようにはみ出した柵は引けません。
・また、最初の柵は農場のどこに引いてもいいですが、以降は連続している必要があります。
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■アクションスペース「西の石切り場」
・各ラウンドで、石が1個ずつ累積していきます。
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■アクションスペース「家の立て直し」
(通称:改築)
・最初は木の家からスタートします。
・木の家を増築しても、ワーカーを増やせますが、点数にはなりません。
・必要な資材を支払って、レンガの家に改築できると、レンガの家タイル1枚につき各1点、
さらに石の家に改築できると、石の家タイル1枚につき各2点になります。
家は、全て同じ素材でできている必要があります。
「4軒中、3軒をレンガの家に改築します!」はできません。
全て、一気に、改築する必要があります。
必要なコストは、「葦1+自分の家のタイル数のレンガあるいは石」になります。
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■アクションスペース「子供が欲しい」
・新しいワーカーが住むための部屋の増築が先に終わっていることが大前提ですが、ワーカーを増やすことができます。
・ワーカーを増やせば1手番でできることが増えます。
しかし、気を付けて下さい。
収穫フェイズでの支払いも増えます。
飯を稼ぐ手段がなければ、時に自殺行為にもなります。
・ついでに、コストを支払って、小進歩カードを発動することができます。
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■アクションスペース「野菜の種」
・野菜が1個だけもらえます。
・このアクションスペースにも矢印がないので、資材が累積しません。
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■アクションスペース「猪市場」
・各ラウンドで、猪が1匹ずつ累積していきます。
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■アクションスペース「東の石切り場」
・各ラウンドで、石が1個ずつ累積していきます。
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■アクションスペース「牛市場」
・各ラウンドで、牛が1匹ずつ累積していきます。
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■アクションスペース「耕作」
・畑タイルを1枚もらって、かつ種をまくことができます。
・これまでは、それぞれ別にしかできなかったアクションなので、非常に強力です。
当然、このタイルにみんな入りたいので、奪い合いになります。
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■アクションスペース「急いで子供が欲しい」
・これまでは、新しいワーカーを増やすためには、住むための部屋の増築が先に終わっていることが大前提でした。
・しかし、このスペースは、住む部屋がなくても、ワーカーを増やせます。
・当然、超強力です。
このアクションスペースは超人気になるので、自分がスタートプレイヤーになりましょう。
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■アクションスペース「農場の再開発」
・改築かつ柵を引くことができます。
・これまで別々に行ってきたことが、なんとワンアクションでできます。
・当然、超強力です。
・逆に言えば、改築できなければ、柵を引くことができません。
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■アクションスペース「副業」
・厩を1軒だけ建てる and/or パンを焼くことができます。
(当然、パンを焼くための窯と、小麦が必要になりますが)
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■アクションスペース「家畜市場」
①羊1+1飯
②猪
③1飯支払って牛
のいずれかをもらえます。
序盤に牛を引く手段はここしかありません。
■アクションスペース「ちょっと子供が欲しい」
1ラウンドに1人しか「子供が欲しい」を使用できないと、全員の増員が遅れてつらいですよね?
そのため、「ちょっと子供が欲しい」というマスが用意されています。
しかし、「子供が欲しい」の方が、一緒に小進歩を出せる分だけお得になっています。
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■補足: 家畜増殖のルール
・生きるか死ぬかを左右する程の重大なルールなので何回も強調します。
収穫ラウンドは「収穫→支払い→増殖」順番で進行します。
・家畜が1匹しかいないと、収穫ラウンドを迎えても、家畜は増殖しません。
(家畜は1匹だけペットとして家の中に飼える、というルールでしたね)
↓のように、収穫ラウンドで支払いが終わった後、まだ羊が2匹いれば、1匹増えます。
逆に、収穫ラウンドを終えた時点で、右上の1マス牧場に2匹、家の中に1匹、既にいた場合は、増殖したとしても飼うスペースがないので、増殖しません。
さて、収穫ラウンドになった時、↑のような状態だったらどうなるでしょうか。
答えは、「猪3・羊5」になります。
え?「猪3・羊6」の間違いじゃないかって?
いいえ、「猪3・羊5」で正しいのです。
家畜は、どんなに数が多くても、収穫ラウンドで増えるのは、各種類1頭だけです。
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■補足: 大進歩
・かまどは、家畜と野菜を焼いて飯に変換できます。
・「パンを焼く」アクションを発動することができれば、小麦も飯に変換できます。
(変換効率は悪いですが、同時にいくつでもパンを焼けます)
・レンガ2のかまどと、レンガ3のかまどがあります。
・獲得は早い者勝ちです。
・調理場も同じく、家畜と野菜を焼いて飯に変換できます。
・「パンを焼く」アクションを発動することができれば、小麦も飯に変換できます。
・かまどよりも変換効率が上がっています。その分、コストが高くなっています。
・レンガ4の調理場と、レンガ5の調理場があります。
・以降5ラウンド、各ラウンドの最初に1飯もらえます。
・得点も非常に高いので、争奪戦になります。
・「パンを焼く」アクションを行うと、小麦1を5飯に変換できます。
・しかも、このカードを獲得したその瞬間も、ボーナスとして小麦を1個だけ焼けます。
・「パンを焼く」アクションを行うと、小麦1を4飯に変換できます。
・レンガ釜と違うのは、1回のパン焼きで、小麦を2個まで焼くことができます。
つまり、小麦2を、飯8に変換できます。
・しかも、このカードを獲得したその瞬間も、ボーナスとして小麦を2個まで焼けます。
・あなたは、収穫ラウンドで、1本だけ、木を2飯に変換できます。
・また、通常は資材は点数になりませんが、最終得点計算時に木があると、点数に変換できます。
(最大で3点までです。21本あっても9点にはなりません)
・あなたは、収穫ラウンドで、1個だけ、レンガを2飯に変換できます。
・また、通常は資材は点数になりませんが、最終得点計算時にレンガがあると、点数に変換できます。
(最大で3点までです。21個あっても9点にはなりません)
・あなたは、収穫ラウンドで、1個だけ、葦を3飯に変換できます。
・また、通常は資材は点数になりませんが、最終得点計算時に葦があると、点数に変換できます。
(最大で3点までです。15個あっても9点にはなりません)
アグリコラは、本当に世界で一番面白いボードゲームだと思っています。
しかし、ルールはかなり複雑です。
一緒にプレイしたいけど、初めてプレイする方に、ルールを説明するのも、それを理解してもらうのも、かなり大変です。
しかし、それさえ乗り越えれば、それこそ一生遊べるボードゲームになっています。
その最初の壁を突破し、アグリコラプレイ人口を増やしたい。
そのために、一生懸命、分かりやすい説明を考えました。
枝葉末節から説明するのではなく、全体像をなんとなく掴みながら、徐々に末端にfocusしていく感じです。
アグリコラの世界へ、ようこそ。
■アグリコラの、ざっくりとした目的・勝利条件
・自分の個人用ボードを受け取り、自分の農場を拡大しましょう。
・賑やかな農場になると点数(勝利点=VP)が増えます。
・VPが高い人が勝利です。
before
after
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■アグリコラの、ざっくりとした得点方法
ざっくりと言えば、賑やかな農場にして下さい。そうすれば勝てます。
こんな感じ↓
各種詳細なルールは後で順番に説明しますので、まずはざっくりとゲームの方向性を理解することが最優先です。
ところどころ意味不明かもしれませんが、とりあえず言葉のままに理解して下さい。
まずは、ざっくりと何が点数になるのかを覚えましょう。
アグリコラの得点方法は、こんな感じになっています。 ↓
小さくて読めませんね。1つ1つ確認していきましょう。
①畑
0~1個だと-1点 2個だと1点 3個だと2点 4個だと3点、5個以上は4点
※畑が、5個以上増えても、通常は得点になりません
②柵
柵は最大で15本引けますが、いくつかの区画に分かれていると点数になります。
0個だと-1点 1個だと1点 2個だと2点 3個だと3点、4個以上は4点
※柵が4個以上増えても、通常は得点になりません
③小麦
0個だと-1点 1-3個だと1点 4-5個だと2点 6-7個だと3点、8個以上は4点
※小麦が8個以上増えても、通常は得点になりません
④野菜
0個だと-1点 1個だと1点 2個だと2点 3個だと3点、4個以上は4点
※柵が4個以上増えても、通常は得点になりません
⑤羊
0匹だと-1点 1-3匹だと1点 4-5匹だと2点 6-7匹だと3点、8匹以上は4点
※羊が8匹以上増えても、通常は得点になりません
⑥豚
0匹だと-1点 1-2匹だと1点 3-4匹だと2点 5-6匹だと3点、7匹以上は4点
※豚が7匹以上増えても、通常は得点になりません
⑦牛
0匹だと-1点 1匹だと1点 2-3匹だと2点 4-5匹だと3点、7匹以上は4点
※牛が4匹以上増えても、通常は得点になりません
⑧空地
自分の農場が空白だと、空白マスに1マスにつき、各-1点になります。
頑張って、自分の農場を、柵や畑で埋めましょう。
⑨柵で囲まれた厩(うまや)
柵で囲まれた厩1個につき、各1点です。
※「柵で囲まれていない」厩は点数になりません。頑張って柵で囲みましょう。
※逆に、柵を引いたところに、後から厩を建てることもできます。
⑩部屋タイル
ゲーム開始時は、木の家2タイルから始まります。
頑張って、増築したり、改築したりして下さい。
(木の家からレンガの家、レンガの家から石の家に、それぞれアップグレードできます)
レンガの家に改築できると、レンガの家タイル1枚につき各1点、
さらに石の家に改築できると、石の家タイル1枚につき各2点になります。
⑪ワーカー
ゲーム開始時はワーカーは2人しかいません。
ワーカーが住むための部屋を増築し、増員して下さい。
ワーカー1人につき、3点です。
勝つためには、ワーカー(手駒)を増やすことが、最大のポイントになります。
⑫番外点
ここまでは盤上の点数ですが、各職業カードや小進歩カード・大進歩カードには、点数加算できるカードが多数存在します。
そのような、番外から引いてこれる特殊点です。
これら①から⑫の点数の合計があなたの点数です。この点数の高低を競います。
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■ざっくりとした、それぞれの資源の位置付け
木
・増築、柵、小進歩、大進歩等のために必要になる。
・万能資源と言われている。
・特に初心者は「迷ったらとりあえず木を集めよう」が合言葉。
大抵、何らかの役に立つ。
レンガ
・増築、小進歩、大進歩等のために必要になる。
・飯を増やすための大進歩を引きやすくなります。
・初心者は飯の支払いに追われがちのため、アグリコラに慣れるまで、家畜を焼いて食べられるようになる「かまど」「調理場」の獲得を強く推奨します。
・特に、2人戦・3人戦はレンガが発生しにくいので、意識して集めよう。
葦(アシ)
・増築・改築・小進歩・大進歩等のために必要になる。
・特に家の増改築に必須の資源です。
・アグリコラのようなワーカープレイスメントでは、ワーカーの数が拡大再生産のために必須です。
そのため、序盤は激しい葦の奪い合いが発生します。
石
・増築・改築・小進歩・大進歩等のために必要な資材。
・特に、番外点を伸ばすために石が必須です。
羊 猪 牛
・食料・点数になります。
小麦 野菜
・食料・点数になります。
飯
・一種のゲーム内通貨です。
・アグリコラでは、終始、飯の支払いに追われることになります。
・いかに効率的に飯を集めるか。それがアグリコラです。
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■ゲームのセットアップ
ゲーム開始前、自分の担当色を決め、その色の駒を全て受け取ります。
内容物は
・ワーカー 5人
・柵 15本
・厩(うまや) 4つ
受け取った駒は、最初から盤上にあるわけではありません。
最初は、ワーカー2人しかいません。
この殺風景な農場を埋めていくことになります。
次に、「カードドラフト」を行います。
「カードドラフト」とは、「自分が使用するカードを選ぶこと」です。
カードドラフトの方法は、仲間内で好みの方法を採用して下さい。
我々「アグリコラ農好会」では、「10枚-10枚」方式を採用しています。
まず、全てのカードをシャッフルします。
全員が輪になり、職業カード10枚・小進歩カード10枚ずつを全員に配ります。
次に、全員が自分に配られた10枚・10枚ずつから、それぞれ職業カードと小進歩カードを1枚ずつピック(自分の手札として1枚ずつ確保し)、時計周りに、隣の人に9枚9枚のカードを渡します。
誰がなんのカードを選んだのかは、非公開情報です。
しかし、自分がどんなカードを下流に流したのかは分かっています。情報戦です。
隣から渡されたカードを、さらに1枚ずつピックし、隣に渡し・・・というのを繰り返し、全員が職業カード7枚・小進歩カード7枚をもらえるまで続けます。
同じカードは1枚もありません。
他人にはない、自分だけがピックした職業や小進歩の能力を駆使して、自分の農場を円滑に経営して下さい。
ジャンケン等でスタートプレイヤーを決定し、そのスタートプレイヤーの手番からゲームが開始します。
スタートプレイヤーのみ2飯、それ以外のプレイヤーは3飯もらって、ゲームスタートです!
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■アグリコラの、ゲーム進行
・アグリコラは、「ワーカープレイスメント(労働者配置)」と呼ばれるタイプのボードゲームです。
読んで字の如く、ワーカーと呼ばれる手駒をアクションスペースに配置します。
アクションスペースにワーカーを置くと、そのスペースの効果を得ることができます。
そのアクションスペースの効果によって、自分の有利になるような資源を得て、自分の農場を開拓しましょう!
・アグリコラは全14ラウンドで点数を競います。
・各ラウンドは、収穫ラウンドという特殊なラウンドを除いて、「準備→労働→帰宅」と進行します。
第1ラウンド 準備フェイズ→労働フェイズ→帰宅フェイズ
第2ラウンド 準備フェイズ→労働フェイズ→帰宅フェイズ
第3ラウンド 準備フェイズ→労働フェイズ→帰宅フェイズ
第4ラウンド 準備フェイズ→労働フェイズ→帰宅フェイズ 農産物の収穫→支払い→家畜の増殖
第5ラウンド 準備フェイズ→労働フェイズ→帰宅フェイズ
第6ラウンド 準備フェイズ→労働フェイズ→帰宅フェイズ
第7ラウンド 準備フェイズ→労働フェイズ→帰宅フェイズ 農産物の収穫→支払い→家畜の増殖
第8ラウンド 準備フェイズ→労働フェイズ→帰宅フェイズ
第9ラウンド 準備フェイズ→労働フェイズ→帰宅フェイズ 農産物の収穫→支払い→家畜の増殖
第10ラウンド 準備フェイズ→労働フェイズ→帰宅フェイズ
第11ラウンド 準備フェイズ→労働フェイズ→帰宅フェイズ 農産物の収穫→支払い→家畜の増殖
第12ラウンド 準備フェイズ→労働フェイズ→帰宅フェイズ
第13ラウンド 準備フェイズ→労働フェイズ→帰宅フェイズ 農産物の収穫→支払い→家畜の増殖
第14ラウンド 準備フェイズ→労働フェイズ→帰宅フェイズ 農産物の収穫→支払い→家畜の増殖
■準備フェイズとは
・ボードの左側には基本的なアクションスペースがあります。
・各ラウンドの開始時に、1枚ずつ、新しいアクションスペースが開放され、ボード上に配置されます。
つまり、選択できるアクションスペースがどんどん増えていくのです。
・さらに、準備フェイズでは、「累積スペース」(矢印が書かれているアクションスペース)に資材が乗ります。
(逆に、矢印が書かれていないスペースには資材は累積しません。矢印がないスペースは常に一定の効果しか発揮しません)
上記写真だと、上から、3木、レンガ1、葦1、飯1が乗ります。
それぞれのアクションスペースにワーカーを配置した人は、その資材がもらえます。
アクションスペースはたくさんあるので、そのラウンドで誰も入らない累積スペースもあります。
誰も入らなかった累積スペースの資材は、次のラウンドに持ち越されます。
さらに次のラウンドも誰もその資材を取らなければ、さらに累積します。
誰かが入るまで、累積し続けます。
・この準備フェイズで発動する能力もあります。
■労働フェイズ
・みんなが、自分のワーカーをアクションスペースに配置するフェイズです。
・最初は、皆、ワーカーを2人持った状態から開始します。
スタートプレイヤーから時計回りに、1つずつ、ワーカーを配置していきます。
赤→黄→緑→青→赤→黄・・・のように、です。
・つまり、早い者勝ちです。
A「私は職業カードを出して、自分の能力を強化しまーす!」
B「じゃあ、部屋増築のために、木を確保しておこう!」
C「同じく、将来の部屋増築のために、葦を確保しておこう!」
D「じゃあ、家畜を焼いて食べるために、レンガを集めておこう!」
A「資材なくなっちゃったな。じゃあいまのうちに畑もらいまーす」
B「じゃあ、2飯もらっときまーす」
C「じゃあ、集会場でスタートプレイヤーになりまーす!」
D「え!?そこ入ろうと思ってたのに!!!」
みたいに、アクションスペースを奪い合います。
例えば、なんらかの理由で、Aがワーカー4人、Cがワーカー3人、残りが2人だったとすると、
A→B→C→D→A→B→C→D→A→C→A→労働フェイズ終了と手番が進むことになります。
■帰宅フェイズ
・配置したワーカーが全員自分の家に帰ります。
・この帰宅フェイズで発動する能力もあります。
■収穫フェイズ
↓の写真、赤丸に注目して下さい。
カゴの絵が右下に書かれている、4・7・9・11・13・14ラウンドは、「収穫フェイズ」と呼ばれる、特殊なラウンドです。
この4・7・9・11・13・14ラウンドでは、帰宅フェイズの後、「農産物の収穫→ワーカーへの飯の支払い→家畜の増殖」が起きます。
この順番で飢えるか、飢えないかが決まる場合もあるので、この順番は非常に重要です。絶対に覚えて下さい。
「収穫→支払い→増殖」です。
このゲームでは、「飯」と呼ばれるチップが、一種の通貨になっています。
4・7・9・11・13・14ラウンドの終了時は、(ワーカーの人数)×2の飯を支払う必要があります。
アグリコラは、「ワーカープレイスメント」でもありますが、「拡大再生産」のボードゲームでもあります。
ワーカーを配置し、資源を集め、その資源を原資に自分に有利な農場にし、さらにワーカーを増やし、さらに資源を集め・・・と農場を拡大していきます。
しかし、ワーカーという手駒が増えると、その分だけ食い扶持を稼ぐ必要が生じるのです。
飯が支払えないと、大変なことになります。
このゲームでは1点を稼ぐのが本当に大変なのですが、1飯不足するごとに、-3点になってしまいます。
飯が不足したら、基本的には敗北すると思って下さい。
それぐらいの気合で、頑張って飯を稼ぐ必要があるのです。
アグリコラでは絶対に飢えてはいけない。
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■アグリコラの各アクションスペースの説明
アグリコラのルールを系統的に説明するのはかなり困難ですが、アクションスペースの説明に紐付けて、関連するルールを説明していきます。
何人用かによってボードが少しずつ違うのですが、1番基本的な4人用ボードで解説します。
■アクションスペース「林」
・各ラウンドで、木が1個ずつ累積していきます。
■アクションスペース「小さな森」
・各ラウンドで、木が2個ずつ累積していきます。
■アクションスペース「資材市場」
・いつでも、葦1・石1・飯1がもらえます。
・序盤で石を引いてくるマスは貴重なため、かなり人気になるアクションスペースです。
・このアクションスペースには矢印がありません。
矢印がないアクションスペースは資材が累積しません。
■アクションスペース「窪地」
・各ラウンドで、レンガが2個ずつ累積していきます。
■アクションスペース「授業」
・自分の能力を強化する「職業カード」を手札から公開し、発動させることができます。
・但し、2飯を先に支払う必要があります。
・但し、その職業が1枚目・2枚目の場合は、1飯に減額されます。
■アクションスペース「小劇場」
・各ラウンドで、飯が1個ずつ累積していきます。
■アクションスペース「農業拡充」 (通称:増築)
・このゲームでは、ワーカーが増えると、1ラウンドで行動できる回数が増えます。
そのため、勝つためにはワーカーを増やす必要があります。
・ワーカーを増やすためには、そのワーカーが住むための家を先に用意しておく必要があります。
そのため、家を増築することが必須になります。
・家を増築 and/or 木2につき厩1を建築できます。
(増築だけしてもいいし、厩だけ建ててもいいし、増築して厩を建ててもいいです)
・ゲーム開始時は木の家です。
・木の家を1軒増築する時は、木5・葦2を支払って下さい。
・増築は、あくまで建て増しなので、飛び地に建築できません。
最初からあった家に隣接するように、増築したタイルを配置して下さい。
家タイルが全て畑で囲まれている等、家の周りに増築したタイルを配置できない場合、増築できません。
・資材さえあれば2軒・3軒・4軒・・・と同時に増築できます。
つまり、木10葦4で一気に2軒、木15葦6で一気に3軒、・・・、増築できます。
・既に木の家をレンガの家に改築している場合、木の家を建て増すことはできません。
レンガの家に改築している場合は、レンガの家(レンガ5葦2)を増築して下さい。
同様に、石の家に改築している場合は、石の家(石5葦2)を増築して下さい。
・また、厩を建てることもできます。
厩はどこに建ててもいいです。
また、コストを支払うことができるのなら、何軒でも一気に厩を建てられます。
(そもそも自分用の厩は4つしかないので、最大4軒ですが)
■補足:動物を飼う時のルール
・何もない平原には、家畜を飼うことができません。
・家の中には、1匹だけ、家畜をペットとして飼えます。
どんなに増築しても家の中は1匹だけです。
羊でも豚でも牛でもいいです。でも1匹だけです。
・平原に、厩があると、1匹だけ家畜を飼えます。
・柵で四方を囲まれた空間では、1マスにつき、家畜を2匹飼えます。
・柵で四方を囲まれた空間に、厩が立っていると、中に飼える家畜の数が2倍になります。
右上は、本来は2匹ですが、厩が立っているので、2×2匹、
右下は、本来は8匹ですが、厩が立っているので、8×2匹、飼えます。
■アクションスペース「集会場」
・このアクションスペースに入ると、次のラウンドは、あなたから手番がスタートします。
・and/orで、自分の手札から、小進歩カードを発動することができます。
・別に、小進歩カードを出さなくてもいいです。
■補足: 小進歩カード
・小進歩カードは、イメージ的にはアイテムカードです。
・あなたの農業経営を助けてくれます。
左上:このカードを出すための前提です。
この条件を満たしていないとそもそも出せません。
このカードだと、先に職業カードを1つ以上出している必要があります。
右上:このカードを出すためのコストです。
このカードを出す時に、このコストを支払って下さい。
このカードだと2木を支払って下さい。
金色: このカードは、カードを出せたら、それだけで1点もらえます。
■アクションスペース「小麦の種」
・小麦の種が1個だけもらえます。
・このアクションスペースにも矢印がないので、資材が累積しません。
■アクションスペース「畑」
・畑タイルをもらい、自分の個人用ボードに畑タイルを1枚配置できます。
・最初の畑はボード上のどこにでも配置できます。
しかし、以降は畑同士が隣接している必要があります。
隣接できない畑タイルは配置できません。
■アクションスペース「授業」
・自分の能力を強化する「職業カード」を手札から公開し、発動させることができます。
・中央の授業の方が少し効果が強く、支払いが1飯で大丈夫です。
・但し、その職業が1枚目の場合は、ノーコストで出せます。
■アクションスペース「日雇い労働者」
・このアクションスペースに入ると、いつでも、2飯もらえます。
・基本的にはこのアクションスペースは弱いので、入らない方がいいです。
■アクションスペース「森林」
・各ラウンドで、木が3個ずつ累積していきます。
■アクションスペース「粘土抗」
・各ラウンドで、レンガが1個ずつ累積していきます。
■アクションスペース「葦原」
・各ラウンドで、レンガが1個ずつ累積していきます。
さて、ここから先は、1ラウンドに1つずつ、新しく公開されていくアクションスペースになります。
徐々に強いアクションスペースが出現するようになっています。
■アクションスペース「羊市場」
・各ラウンドで、羊が1匹ずつ累積していきます。
■アクションスペース「大進歩or小進歩」
・コストを支払ってから
①全員で共通の大進歩カードをもらってきて発動
または ②個人がそれぞれに持っている小進歩カードを手札から発動させることができます。
・片方しか出せません。and/orではありません。
■アクションスペース「穀物活用」
・種をまいてand/orパンを焼けます。
・小麦をまくと、畑にまいた小麦が3個に、
野菜をまくと、畑にまいた野菜が2個に、増えます。
■補足: 種まきのルール
・種をまくためには
①種をまくための、「畑」
②種となる、「小麦」and/or「野菜」が必要です。
・下の写真のように、畑が5つ、小麦2、野菜1を持っている状況を想定しましょう。
・種は、ペアとなる畑がある限り、いくつでも、自分がまきたい数だけ、同時にまくことができます。
・この状況では、小麦・野菜・野菜をそれぞれ別の畑にまくことができます。
・それぞれを別々の畑にまいた瞬間、銀行から小麦と野菜が支払われ、小麦は3に、野菜は2に増えます。
・別に、一気に全部まかなくてもいいです。
小麦1・野菜1だけまいて、1個は手元に残してもいいです。
・というのも、一度まいてしまった小麦・野菜は、「農作物の収穫」のタイミングまで、畑に乗っている扱いであり、動かせません。
収穫ラウンドまでにパンを焼く必要があったりすると、種を一気にまくとかえってピンチになることがあります。
・収穫ラウンドは「収穫→支払い→増殖」でしたね?
各畑に増えている農作物は、収穫ラウンドの、収穫のタイミングで、畑から自分の手元に、1つだけ戻ってきます。
・小麦は、かまど類がなくても、1飯として食べることができます。
同じく、野菜も、かまど類がなくても、1飯として食べることができます。
これを「生食い」と言います。
しかし、効率が悪いので基本的には農作物を生食いする事態は避けましょう。
■補足: パン焼きのルール
・大進歩のうち、かまどを例にしましょう。
・かまどは、野菜を2飯、豚を2飯、羊を2飯、牛を3飯に、いついかなるタイミングでも、変換できます。
・逆に言えば、かまど等を持っていなければ、家畜や野菜を飯に変換することができません。
・但し、小麦だけは、わざわざ「パンを焼く」というアクションを挟まないと、飯にできません。
・え、それだと、なんか、パンを焼くって弱い感じがしませんか?
いえいえ、パン焼きにはパン焼きのメリットがあるのです。
先程説明したように、小麦はまいた瞬間に3倍増えるので、増殖スピードが早いです。
そして、例えば、他の大進歩である「レンガ釜」を使用すれば、なんと、小麦1個を5飯に変換できるのです。
小麦は、「パンを焼く」という余計な1手番を挟まなければ食糧化できない分、食料への変換効率が高いのです。
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■アクションスペース「柵を引く」
・「動物を飼う時の方法」のところで説明しましたが、柵を引かないと動物をたくさん飼うことができません。
そのための柵を引くことができます。
柵を1本引くためには、1本当たり木を1つ支払う必要があります。
例えば、↓の写真のように、木を7本支払えれば、一気に7本の柵を引くことができます。
また、得点計算のところで少し説明しましたが、このように、それぞれが独立した空間が出来上がると点数として加算されます。
これは2点になります。
点数に、牧場としてのスペースの広さは関係ありません。
↓でも同じ2点です。
柵を引く時は、柵を引いた時、柵で囲まれた空間が全て閉じている必要があります。
同じ7本の柵を引くとしても、↓のようにはみ出した柵は引けません。
・また、最初の柵は農場のどこに引いてもいいですが、以降は連続している必要があります。
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■アクションスペース「西の石切り場」
・各ラウンドで、石が1個ずつ累積していきます。
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■アクションスペース「家の立て直し」
(通称:改築)
・最初は木の家からスタートします。
・木の家を増築しても、ワーカーを増やせますが、点数にはなりません。
・必要な資材を支払って、レンガの家に改築できると、レンガの家タイル1枚につき各1点、
さらに石の家に改築できると、石の家タイル1枚につき各2点になります。
家は、全て同じ素材でできている必要があります。
「4軒中、3軒をレンガの家に改築します!」はできません。
全て、一気に、改築する必要があります。
必要なコストは、「葦1+自分の家のタイル数のレンガあるいは石」になります。
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■アクションスペース「子供が欲しい」
・新しいワーカーが住むための部屋の増築が先に終わっていることが大前提ですが、ワーカーを増やすことができます。
・ワーカーを増やせば1手番でできることが増えます。
しかし、気を付けて下さい。
収穫フェイズでの支払いも増えます。
飯を稼ぐ手段がなければ、時に自殺行為にもなります。
・ついでに、コストを支払って、小進歩カードを発動することができます。
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■アクションスペース「野菜の種」
・野菜が1個だけもらえます。
・このアクションスペースにも矢印がないので、資材が累積しません。
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■アクションスペース「猪市場」
・各ラウンドで、猪が1匹ずつ累積していきます。
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■アクションスペース「東の石切り場」
・各ラウンドで、石が1個ずつ累積していきます。
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■アクションスペース「牛市場」
・各ラウンドで、牛が1匹ずつ累積していきます。
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■アクションスペース「耕作」
・畑タイルを1枚もらって、かつ種をまくことができます。
・これまでは、それぞれ別にしかできなかったアクションなので、非常に強力です。
当然、このタイルにみんな入りたいので、奪い合いになります。
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■アクションスペース「急いで子供が欲しい」
・これまでは、新しいワーカーを増やすためには、住むための部屋の増築が先に終わっていることが大前提でした。
・しかし、このスペースは、住む部屋がなくても、ワーカーを増やせます。
・当然、超強力です。
このアクションスペースは超人気になるので、自分がスタートプレイヤーになりましょう。
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■アクションスペース「農場の再開発」
・改築かつ柵を引くことができます。
・これまで別々に行ってきたことが、なんとワンアクションでできます。
・当然、超強力です。
・逆に言えば、改築できなければ、柵を引くことができません。
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■アクションスペース「副業」
・厩を1軒だけ建てる and/or パンを焼くことができます。
(当然、パンを焼くための窯と、小麦が必要になりますが)
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■アクションスペース「家畜市場」
①羊1+1飯
②猪
③1飯支払って牛
のいずれかをもらえます。
序盤に牛を引く手段はここしかありません。
■アクションスペース「ちょっと子供が欲しい」
1ラウンドに1人しか「子供が欲しい」を使用できないと、全員の増員が遅れてつらいですよね?
そのため、「ちょっと子供が欲しい」というマスが用意されています。
しかし、「子供が欲しい」の方が、一緒に小進歩を出せる分だけお得になっています。
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■補足: 家畜増殖のルール
・生きるか死ぬかを左右する程の重大なルールなので何回も強調します。
収穫ラウンドは「収穫→支払い→増殖」順番で進行します。
・家畜が1匹しかいないと、収穫ラウンドを迎えても、家畜は増殖しません。
(家畜は1匹だけペットとして家の中に飼える、というルールでしたね)
↓のように、収穫ラウンドで支払いが終わった後、まだ羊が2匹いれば、1匹増えます。
逆に、収穫ラウンドを終えた時点で、右上の1マス牧場に2匹、家の中に1匹、既にいた場合は、増殖したとしても飼うスペースがないので、増殖しません。
さて、収穫ラウンドになった時、↑のような状態だったらどうなるでしょうか。
答えは、「猪3・羊5」になります。
え?「猪3・羊6」の間違いじゃないかって?
いいえ、「猪3・羊5」で正しいのです。
家畜は、どんなに数が多くても、収穫ラウンドで増えるのは、各種類1頭だけです。
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■補足: 大進歩
・かまどは、家畜と野菜を焼いて飯に変換できます。
・「パンを焼く」アクションを発動することができれば、小麦も飯に変換できます。
(変換効率は悪いですが、同時にいくつでもパンを焼けます)
・レンガ2のかまどと、レンガ3のかまどがあります。
・獲得は早い者勝ちです。
・調理場も同じく、家畜と野菜を焼いて飯に変換できます。
・「パンを焼く」アクションを発動することができれば、小麦も飯に変換できます。
・かまどよりも変換効率が上がっています。その分、コストが高くなっています。
・レンガ4の調理場と、レンガ5の調理場があります。
・以降5ラウンド、各ラウンドの最初に1飯もらえます。
・得点も非常に高いので、争奪戦になります。
・「パンを焼く」アクションを行うと、小麦1を5飯に変換できます。
・しかも、このカードを獲得したその瞬間も、ボーナスとして小麦を1個だけ焼けます。
・「パンを焼く」アクションを行うと、小麦1を4飯に変換できます。
・レンガ釜と違うのは、1回のパン焼きで、小麦を2個まで焼くことができます。
つまり、小麦2を、飯8に変換できます。
・しかも、このカードを獲得したその瞬間も、ボーナスとして小麦を2個まで焼けます。
・あなたは、収穫ラウンドで、1本だけ、木を2飯に変換できます。
・また、通常は資材は点数になりませんが、最終得点計算時に木があると、点数に変換できます。
(最大で3点までです。21本あっても9点にはなりません)
・あなたは、収穫ラウンドで、1個だけ、レンガを2飯に変換できます。
・また、通常は資材は点数になりませんが、最終得点計算時にレンガがあると、点数に変換できます。
(最大で3点までです。21個あっても9点にはなりません)
・あなたは、収穫ラウンドで、1個だけ、葦を3飯に変換できます。
・また、通常は資材は点数になりませんが、最終得点計算時に葦があると、点数に変換できます。
(最大で3点までです。15個あっても9点にはなりません)
コメント
コメント一覧 (6)
細かいところですが、より完璧な記事になるよう一応コメントしておきます。
agricolanoukouk
ai
がしました
agricolanoukouk
ai
がしました
素晴らしいです。
とても初歩的なルールの疑問がありまして。
収穫時に野菜や小麦が1飯として扱えるという点は理解しているのですが『1飯と交換できる』というふうに書いているブログの文章をよく見かけます。
というのは、アクションのコストの支払い『1飯の支払い』を小麦で支払っているのをみかけたからです。
これは正しいのでしょうか?
ルールブックにも『交換できる』という記述はありませんし、BGGで調べてみてもわかりませんでした。
agricolanoukouk
ai
がしました
いつでも木⇔泥炭/麦、野菜⇔食料
って載ってるから行けるのでは?
agricolanoukouk
ai
がしました
説明書が分かりにくく、こちらのサイトを見つけ、見ながら、何とかゲームを終えました。本当に助かりました。
まだ、ざっくりとゲームしただけなので、もう少し読み込んでみたいと思います。ありがとうございました。
agricolanoukouk
ai
がしました
説明書が分かりにくく、こちらのサイトを見つけ、見ながら、何とかゲームを終えました。本当に助かりました。
まだ、ざっくりとゲームしただけなので、もう少し読み込んでみたいと思います。ありがとうございました。
agricolanoukouk
ai
がしました